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活性炭による遊離残留塩素除去
活性炭による残留塩素を除去するメカニズムを説明します。
残留塩素は有機物と異なり、活性炭に吸着されるだけではなく、塩素イオンまで分解されてしまいます。そのため、一見すると永久的に処理できるように見えますが、下の図のように活性炭が酸化されてしまうため、活性炭が全て酸化されてしまうとその効果が失われます。ただし活性炭の比表面積は数千m2もあり、吸着と異なり短期間でその効果が失われることはありません。
①残留塩素(HClOなど)が活性炭に接触する。
②残留塩素が水素イオン、塩素イオンに分解される。その際、活性炭表面が酸化されてしまう。
残留塩素の除去では、図の様に活性炭表面が酸化され、経時的に劣化していきます。そのため強度の高いTA-30Nの使用を推奨させて頂いています。
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