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製品紹介

Product Introduction

SMFネイキッドタイプ(超精密膜)

浄水用の浸漬膜としてだけでなく、排水処理でも注目を集めるMBR(膜分離活性汚泥法)としても使用できる【中空糸膜モジュール】です。

特長

◯設置規模が小さく省スペース
設置面積あたりの膜面積が大きく、設備全体を小さくすることができます。

◯処理水量増加に対応
浸漬膜装置はモジュールを追加導入することで容易に処理水量の増量に対応できます。

◯安定した処理水質
河川の降雨時の原水水質悪化や、排水処理時の沈降不良(バルキング)となった場合でも、安定した処理水質を確保できます。

◯水のリサイクルが可能
公称孔径0.05 μmのPVDF膜により清澄な処理水が得られ、雑用水として直接利用できます。

◯さまざまなシーンの濃縮回収に対応
レアメタルなどの高付加商材の濃縮回収や、ろ過逆洗水のSS濃縮などの目的としても利用できます。

用途

物理処理

・原水濁度が降雨時に急激に上昇する河川を水源とする浄水施設
・ろ過機の逆洗排水を濃縮・回収することによる水回収率の向上
・既存浄水施設の水質改善
・雑排水などの排水リサイクル

MBR
・増産に伴う排水量増加への対応
・バルキング対策や処理水質向上
・既存排水施設の水質改善
・中水としての再利用

仕様

製品仕様

型式 SMF-PVDF-N20 SMF-PVDF-N05
膜材質 PVDF
公称孔径 0.05 μm
ろ過方式 吸引ろ過方式
膜形状 中空糸状(キャピラリー型)
ハウジング材質 ABS
膜面積 20 m2 5 m2
モジュール寸法 W 744 mm × D 40 mm × H 1622 mm W 591 mm × D 40 mm × H 890 mm
モジュール質量 (Dry) 10 kg (Wet) 20 kg (Dry) 2 kg (Wet) 5 kg
使用条件 圧力 (推奨) -35 kPa以上
水温 5 ~ 40 ℃
pH 運転時 3 ~ 11
薬洗時 2 ~ 12
浸漬膜の場合の水槽内濁度 < 1000 NTU
MBRの場合の水槽内MLSS 8,000 ~ 10,000 mg/L
設計処理水量*1
(m3/h)
浸漬膜の場合 0.50 ~ 0.83 0.13 ~ 0.21
MBRの場合 0.25 ~ 0.33 0.06 ~ 0.083

*1 設計処理水量は、原水水質・水温および供給圧力・逆洗条件等の運転条件により異なり、この値は
目安の値です。設計時は、当社営業担当にご相談ください。
※ 油分やシリコン系消泡剤は膜を閉塞させる恐れがありますのでご注意ください。

処理フロー

物理処理

処理水量 100 m3/d (4.1 m3/h) 500 m3/d (20.8 m3/h) 1000 m3/d (41.6 m3/h)
膜構成 3モジュール × 2ユニット 15モジュール × 2ユニット 15モジュール × 4ユニット
総膜面積 120 m2 600 m2 1200 m2
水槽概略寸法 1400 × 1050 × 3100H 3100 × 1400 × 3100H 3100 × 2300 × 3100H
洗浄項目 頻度(参考)
逆洗 1回/30分
次亜CEB 1回/週
次亜CIP 1回/月
酸CIP 1回/2ヶ月
※原水性状や運転状況により頻度は増減します。

MBR

処理水量 100 m3/d (4.1 m3/h) 500 m3/d (20.8 m3/h) 1000 m3/d (41.6 m3/h)
膜構成 4モジュール × 4ユニット 18モジュール × 4ユニット 24モジュール × 6ユニット
総膜面積 320 m2 1440 m2 2880 m2
水槽概略寸法 4200 × 1900 × 2650H 5900 × 2950 × 2650H 8600 × 3550 × 2650H
洗浄項目 頻度(参考)
逆洗 1回/0.5-1日
次亜CEB 1回/3-7日
次亜CIP 1回/1-2週間
酸CIP 1回/2-4週間
※原水性状や運転状況により頻度は増減します。

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