前モデルのデルタから更なる進化を遂げた電磁駆動型ダイヤフラム式定量ポンプ
●吐出量設定を数値入力でき、従来のストローク長・ストローク数設定の概念を払拭した「オートマチックモード」搭載
●高度なソレノイド制御で液性や粘度に応じた最適なストロークスピードコントロールが可能
●ガンマXから継承した直感的な操作性の「クリックホイール」インターフェース

従来の定量ポンプの諸問題		ガンマXLによる解決
ストローク長、ストローク数を個別に設定するなど、吐出量の調整が面倒	→	「吐出量」表示と、吐出量の直接設定が用意に行えます
微少流量に設定した場合、吐出間隔が広がり注入ムラになりやすい	→	低脈動モード運転で吐出ムラを低減し、微少流量運転が容易になりました
ボイラ薬注(高圧注入)で、設定が容易な微小流量用ポンプが無かった	→	最大2.5MPaまでの高圧注入に対応。※ステンレスヘッド

●各種薬液の定量注入
●pH調整用薬注
●塩素薬注
●ボイラー薬注
●液肥の注入
●定量充填

最大吐出量：0 ～ 80.0 L/h (0～1,330 mL/min)
最大吐出圧力：0.2 ～ 2.5 MPa
電源：100～240V　50/60Hz (消費電力 約78W)
保護等級：IP65 屋内設置

＜静かな動作＞
電磁定量ポンプとは思えないほど静かな動作(当社比)

＜高度なソレノイド制御で自在の吸込・吐出波形＞
等速で注入する事でキャビテーション・脈動の軽減
低速で吸込する事で高粘度の液体も定量移送

＜高い経済性＞
ソレノイド負荷より仮想的に吐出圧モニタリングを可能にし、安全弁・ミキサやエアーチャンバーの省略が可能

＜安全機能＞
オプションでダイヤフラム破損検知機能をご用意

新機能

機能

＜外部信号運転＞
パルス信号 ・ アナログ信号 ・ リモートON/OFF 運転に対応

＜各種異常検知＞
圧力異常、ガスロック、アナログ信号入力異常を検知
接点出力式フローモニタや、定量ポンプ専用流量計「ダルコフロー」との接続が可能

＜タイマー運転＞
曜日・時刻での自動運転の設定が可能

オプション

＜ダイヤフラム破損検知＞
稼働中にダイヤフラム破損が起こった場合に、液漏れを検知しポンプ運転を停止

＜リレー出力＞
警報リレー：ポンプの不良や薬液タンクの液面低下などの異常発生時に無電圧の接点信号を出力
ペーシングリレー：ダイヤフラムのストローク毎に無電圧の接点信号を出力

ポンプサイズ		最大吐出圧		最大吐出量		ストローク数	標準ホース / SS	吸込揚程	消費電力	質量(kg)
		PVT/SST(MPa)		(mL/min)	(L/h)	(spm)	(mm)	(m)	(W)	PVT/SST
標準	2508	2.5	2.5	125.0	7.5	200	– / 外径6	5	78	– / 11.0
	1608	1.6	1.6	130.0	7.8	200	6×11 / 外径6	5	78	10.0 / 11.0
	1612	1.6	1.6	200.0	12.0	200	6×11 / 外径8	6	78	10.0 / 11.0
	1020	1.0	1.0	326.6	19.6	200	8×13.5 / 外径12	5	78	10.0 / 11.0
	0730	0.7	0.7	490.0	29.4	200	8×13.5 / 外径12	5	78	10.0 / 11.0
	0450	0.4	0.4	816.6	49.0	200	15×22 / Rp3/8″	3	78	10.0 / 11.0
	0280	0.2	0.2	1,308.3	78.5	200	15×22 / Rp3/8″	2	78	10.0 / 11.0
高粘度 PVT4	1608	1.6	1.6	130.0	7.8	200	15×22	自吸不可	78	10
	1612	1.6	1.6	200.0	12.0	200	15×22	自吸不可	78	10
	1020	1.0	1.0	326.6	19.6	200	15×22	自吸不可	78	10
	0730	0.7	0.7	490.0	29.4	200	15×22	自吸不可	78	10

 

接液部材質

呼称	ポンプヘッド	コネクタ	ダイヤフラム	Oリング	チャッキボール	バルブスプリング (オプション)
PVT	PVDF	PVDF	PTFE	PTFE	セラミック	SUS316L
SST	SUS316L	SUS316L	PTFE	PTFE	セラミック	SUS316L